勤めを早く終え、電車に慌てて乗った。
各駅電車ではなかったので、次の駅で降りられない。
切符に記してあった料金は、半端な数字だ。
どうやって目的の駅に戻ったものか。
母の死後、自宅と庭がどんどんリフォームされていく。
父が後々、寺にしようと考えているようだ。
自分は無宗教なので、快く思っていないことを伝える。
「遺言でも書いておけ」と吐き捨てるように言う。
カホンの打面が剥がれている。
先日のパゴージで、力まかせに叩いたからか。
また新たに買うか。
冠雪の演奏を聴く。
ヘピのY君の逆立ちが、皆の失笑を買う。
妙なダンサーチームとのコラボで、いつもと雰囲気が違うようだ。
大学の公開講座に参加した。
内容は眠りに関することだろうか。
各々にマットが与えられる。
Nさんが遅れて教室に入ってきた。
空いた席はない。
前方の窓を外し、そのスペースに座った。
風が強かったので、窓を元に戻す。
しばらく寝ていたようだ。
講座はほぼ終わっている。
座敷に父が購入したテレビが置かれている。
販売担当者だろうか、一人の女性がいる。
自分と同級生だと言う。一瞬そうかと思うが、すぐに疑った。
木製のキャビネットにテレビがはめ込まれている。
どこのメーカーかも分からず、ちゃんとした物か疑わしい。
上手く言いくるめられて、買ったようだ。
録画用HDについて尋ねたが、
録音用だろうか、カセットテープが装備されていると説明される。
肩が痛いと言ったら、
おせっかいにも小林幸子が整形外科医院から電話をくれた。
受付の女性と話をするが、
携帯からの音声は聞き取りにくく、要領を得ない。
相手はとうとう怒って、黙ってしまった。
仕方なく電話を切る。
粗品をもらいに、スーパーと家電量販店に行こうとしている。
バッグが見当たらないと思っていたら、車の中にあった。
しかし鍵をかけていなかった。
財布を調べると、中身は無事だが、何か書かれていた。
女性の名前があった。
新幹線に乗るようにと、時刻が記されている。
メールアドレスも書かれていた。
食事は前払いの量り売りだ。
並べられた料理の一つが異常に高価だ。
精算する前に口にしてしまった。
7万7千円だと言われ、困ってしまう。
しばらくして、これは夢だと分かり、胸をなでおろしている。
帰路の路線バスに乗り遅れ、後続のバスの運転席に座った。
そのままSAまで運転する。
これ以上の運転は無理と思い、添乗員のH田に相談するが、
取り合ってもらえない。
覚悟を決めて、目的地まで行くことにする。